異文化背景を持つ患者さんの意思決定支援
医療情報を外国語に翻訳したものがウェブ上で発信されていますが、翻訳されたページにたどり着くまで日本語のみで書かれているため、異文化背景を持つ人に親切な環境ではありません。
ヘルスリテラシーを上げるためには、まず情報を入手できやすい環境をつくることが基本です。
認知症のある人や知的障がい者の意思決定支援のガイドラインが厚生労働省から出されています。しかしこれらの障がいの有無に関わらず、医療ケアの選択と意思決定に関するプロセスを支援することは、患者中心のケアを進めるうえでどの人に対しても重要となります。
SDMのプロセスにおける3つのステップとして以下のことが述べられています(1)。