e-ラーニング
e-ラーニングで学ぶ地域ケアワーカーのための異文化背景を持つ患者さんとのヘルスコミュニケーション
日本語を母語としない人(※)の医療ケアを行う場合、言葉や文化の違い、またヘルスリテラシーが十分でないことから、医療者―患者間の良好なコミュニケーションがとれずに、患者さんとの医療ケアの情報共有意思決定が不十分になる場合があります。ここでは、異文化背景のある患者さんとのコミュニケーションを円滑に行うため、地域ケアワーカーを対象としてその技法を学ぶための教材を配信します。最後に学びの振り返りを行うためのクイズもありますので、理解を確認するためにぜひチャレンジしてください。
※外国人だけでなく、日本国籍を持っている人でも海外で生まれ育った、長らく海外で暮らしていたため日本語を流暢に話せないことから、ここではこのような言葉を用いています。
学習内容
およそ20分で学べる内容となっています。
- 異文化背景を持つ患者さんとのヘルスコミュニケーション
- 異文化背景を持つ患者さんのヘルスリテラシー
- ヘルスリテラシーを高めるためのコミュニケーション支援
- 医療通訳の役割と連携
学習目的
- 日本語を母語としない人のヘルスコミュニケーションの実態について知る
- ヘルスリテラシーとヘルスコミュニケーションとの関係について理解できる
- 地域ケアにおける専門通訳士との連携について考えることができる
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e-ラーニングで学ぶ異文化背景を持つ患者さんの意思決定支援
異文化背景を持つ人は、医療ケアの選択や意思決定において様々な課題を抱えているという報告が海外の研究でされています。特に地域ケアの専門職が言葉や文化に精通していないことで、情報共有がされていないことも、その背景としてあると考えます。ここでは異文化背景のある高齢者に特化して、その人の尊厳を尊重し、人生最期の居場所や暮らしの支援である、地域包括ケアをどのように進めていけばよいかの視点を学ぶための教材を配信します。最後に文化コンピテンシーチェックもありますので、自身の異文化理解の自己評価を行ってみてください。
学習内容
およそ20分で学べる内容となっています。
- シェアード・ディシジョン・メーキング(共有意思決定)
- 異文化背景を持つ人の医療ケアの選択と意思決定
- 患者中心の医療ケアの意思決定支援
学習目的
- 共有意思決定の概念について理解できる
- 文化背景と医療ケアの意思決定との関係について理解できる
- 異文化背景を持つ患者中心の意思決定支援の視点を理解できる
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