異文化背景を持つ患者さんとのヘルスコミュニケーション技法
米国疾病コントロール予防センター(CDC)によるとヘルスコミュニケーションとは、「健康増進に向けた決定と行動に影響を及ぼすコミュニケーション戦略の研究と利用」と定義されています。
異文化背景を持つ人とのヘルスコミュニケーションが円滑でない場合、患者と医療介護者双方にとって、正しい情報が得られず、情報共有が進まなくなり、その結果ケア満足度が低くなることが報告されています(1)。
1. Schinkel S., Schouten B C., & van Weert J. (2013). Are GP patients’ needs being met? Unfulfilled information needs among native-Dutch and Turkish-Dutch patients. Patient Education and Counseling, 90(2), 261–267.