異文化背景を持つ患者さんの意思決定支援
異文化背景を持つ人への意思決定支援の過程は、日本人と大きく変わりはありません。
しかし先ほどのスライドの3つのステップにおける話し合いの過程において、医療ケアワーカーは異文化コミュニケーションの戦略を持っておくことが大切です。
異文化コミュニケーションとは、「個人の文化伝統を認識し、対象者の信念や価値観を一般的な文化要素に基づいて判断せず、個人の信条、価値観、経験を考慮した戦略」です(1)。