異文化背景を持つ患者さんとのヘルスコミュニケーション技法
日本語が通じにくい人とヘルスコミュニケーションをとる必要が出てきた場合、あなたならどのように対応しますか?
異文化背景を持つ人のケアを経験がある地域包括支援センター職員(兵庫県、大阪府)の調査では、回答者のおよそ7割が「やさしい日本語で対応」、6割が「身振り手振りをまじえた」と回答しており、専門の通訳の介入があった人は2割でした。
一方でヘルスコミュニケーションの場で専門通訳をつける必要があると回答した人は回答者の8割でした。通訳が必要な理由として多かった回答は「対象者を理解するため」「円滑なコミュニケーションのため」です。