異文化背景を持つ患者さんとのヘルスコミュニケーション技法
移民が多い国では、医療の場で現地語が理解できない人に対して医療通訳サービスをつけることは法律として定められています。
日本では医療ケアの場での通訳を同行させることは制度化されていません。最近は医療介護の通訳士派遣のための費用を一部行政が負担する制度を設ける自治体もありますが、全国的にみてもまだ少数です。
通訳が入るメリットは、医療ケアワーカーと患者双方の正確な情報共有のほか、糖尿病のコントロールに良い影響がある(1)、患者と医療ケアスタッフのヘルスリテラシーを上げる(2)ことにもつながります。